「失われた30年」、この言葉を聞くと自責の念に苛まれる我々世代は多いのでは無いだろうか?
1959年生まれの私もその一人だ。
戦後短期間で先進国に仲間入りした我が国の経済がこの30年間停滞してしまったのは何故だろう?
「団塊の世代」という言葉の生みの親堺屋太一はその理由について「安心で安全、清潔で正確な社会を作ってしまったから」と分析している。
その結果、我々世代の挑戦が十分では無かったのだろう。
しかし世界に目を向けると、この間Innovativeなchallengerを数多く見てきた。
産ガス国で天然ガスから石油製品を製造する欧州オイルメジャー、廃材から航空燃料を作る米国スタートアップ、先進国の技術をベースに中国や東南アジアでゴミ焼却発電事業を展開する中国新興企業、そして効率的にCO2を回収する新しい触媒を開発し事業化を進めるインド人青年。
そこに日本企業はいなかった。
しかし、現れたのがTBM。
ワクワク感を持って新しい挑戦を続けている。
LIMEX、CirculeX。
今はユニコーンにとって厳しい環境かもしれないが、サステナビリティの領域で世界一を目指し頑張って欲しい。
応援したい。
岸和田だんじり祭魂で頑張れ!